安価な腐葉土は危険

本日は少し腐葉土のお話をします。
まず始めに、安価な腐葉土は危険だと言っておきます。

本日もお客様と腐葉土のお話をしました。

まず、腐葉土とは何か?
ナラ、クヌギ、カシの落ち葉が最高で、この葉を1年程山積みにして完全発酵させたものです。もちろん山積みの腐葉土を何度も何度も切り返して全体を満遍なく発酵させます。

こうすることで良質な腐葉土が出来上がりますが、これだけ時間と手間暇かけると値段は高くなります。目安としては一袋(20ℓ前後)で
¥800くらいです。

腐葉土はなぜ土に混ぜるかと言うと、土がフカフカになり水はけが良くなり、土の隙間に空気が入り、しかも腐葉土は微生物のご飯になるからです。

安価な腐葉土はどうやって作られるのか?

1.落ち葉を発酵させずにそのまま詰める。
2.ナラ、クヌギ、カシ以外の落ち葉を詰める。
3.外国の訳の分からない落ち葉を輸入する。
4.腐葉土と書きながらバーク(木の皮)を詰める。

安価な腐葉土を使うとどうなるのか?

1.臭い匂いがする。
2.虫がわく事がよくある。
3.もともと腐葉土の役割を果たさない。
4.発酵させて無い場合は発酵熱を出し植物を弱らせたり、枯らしたりする。

花しきぶでは腐葉土の値段や質の質問を受けた時はこんなお話をさせていただいております。
ほとんどの方は理解して下さり、良質な腐葉土を買ってくださいます。
花しきぶの腐葉土を使うとよその安価な腐葉土は使えなくなります。
素人でも一目瞭然全然違う事がわかります。

安く買うことが園芸ではありません。
育てて楽しむ事が園芸ではないでしょうか?


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